鮮魚加工について
高い加工技術で安心安全をお届け
2017年3月に長崎市京泊に新しく水産加工処理施設を建てました。五島の養殖場で水揚げした魚を新鮮なうちに加工場へ運び、徹底した衛生管理のもと、お客様のニーズに合わせた加工処理を行っています。
HACCP認定の加工施設
世界基準の徹底した衛生管理
HACCPとは食品の製造・加工工程のあらゆる段階で世界基準の衛生管理システムのことで、橋口水産の加工施設は「HACCP」(EU・対米向け)を取得しています。
品質管理
10項目以上の検査で徹底した品質管理
橋口水産では、安心・安全な養殖魚をお届けするために品質管理の専門を設け、担当者が毎日、毎週、毎月、数多くある品質管理のための検査を行っています。
官能検査
毎日工場用水の味・臭い・色・濁り・異物の官能検査を行い水質を確かめる他、魚の見た目・臭い・組織の官能検査も行います。鱗・ひれと皮膚表面の状態や魚類特有のにおい、鮮度低下に伴うアンモニア臭の確認、筋肉の弾力などの鮮度の指標を確かめます。
工場用水残留塩素測定
毎日工場用水の残留塩素濃度を測定します。適宜な濃度範囲であり、魚体へ影響なく且つ清潔な浄水を保つ能力を確認します。
魚体の温度
毎日魚体の芯温が入荷時も作業中も10℃以下で維持され、製品出荷前さらに冷却プロセスでしっかり3.3℃以下に冷却されているかを確認します。
魚体脂肪率
魚の脂肪率を専用機器で測定します。
細菌検査
毎週、製品に対して一般生菌数・大腸菌・大腸菌群・黄色ブドウ球菌・腸炎ビブリオ・リステリア・モノサイトゲネス・サルモネラ・クリストリジウム属などの細菌検査を行います。また、従業員・機械・器具に対しては拭き取り細菌検査や工場内で使用する浄水と氷の一般生菌・大腸菌の細菌検査を行います。
化学物質ヒスタミン検査
毎月、製品魚肉のヒスタミン検査を行います。
機器校正
工場内各場所で使用されている温度計、時計を確認、校正します。
昆虫管理と異物混入防止
毎月、昆虫のモニタリングをし、捕獲した昆虫を分析し原因を究明します。また、毛髪・金属等の異物の混入を防ぐため、従業員の衛生管理、ラインの異物混入モニタリングを行います。
照明照度測定
工場内各場所の照明照度を機器で測定します。
重金属検査
毎年、製品魚肉の鉛、カドミウム、水銀の濃度を測定します。